東京都庭園美術館2002.11.16 東京都庭園美術館は朝香宮邸(朝香宮殿下は久邇宮家第8王子、 妃殿下は明治天皇第8皇女)として昭和8年 (1933年)に建てられた建物を、 そのまま美術館として公開したものです。 戦後の一時期、外務大臣公邸、国の迎賓館などとして使われてきましたが、 建設から半世紀後の昭和58年(1983年)10月1日、 美術館として新しく生まれかわりました。 この建物は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻した アール・デコ様式を現在に伝えるものです。 フランス人デザイナーが主要部分を設計、 内部装飾もフランスをはじめとする外国から輸入されたものが多用されています。 また基本設計と内装の一部は宮内省内匠寮の建築家が担当し、 アール・デコ様式に日本独特の感性を付け加えています。 当館は従来の美術館とは異なり、建物自体が美術品といえます。 そして、作品とその観賞空間との間に交感が生まれるような、 新しい美術鑑賞の在り方を提案しています。 美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめる環境に恵まれ、 そこに庭園美術館の名も由来しています。 *-パンフレットより-* ジャンル別一覧
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